たつた皮フ科クリニック

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Treatment details

ボトックスビスタ® 料金表はこちら

しわを治療するにはレーザーや外科手術、外用薬などの方法がありますが、ボツリヌス治療は天然のたんぱく質の一種ボツリヌスを注射し、しわの原因となる表情筋をリラックスさせることで、しわを改善する治療法。
ボトックスビスタ®は、ボツリヌス治療の代表的な薬剤で、表情じわの改善に効果を発揮します。

効果のあらわれ方

一般的に、治療の2〜3日後から徐々に効果を感じられるようになります。そして、個人差はありますが、通常3〜4ヵ月くらい効果が持続。
時間が経って、注入したボツリヌスがなくなると、治療の効果はだんだんと薄れて元の状態に戻ります。
治療によって治療前よりも、しわがひどくなることはありません。

成分

ボトックスビスタ®の成分は、天然のたんぱく質。
ボツリヌス菌からつくられますが、製剤の有効成分は菌ではないため、体内で増殖することはありません。
1970年代にアメリカで導入されて以来、病気の治療に広く採用され、現在では世界98カ国の医療現場で使われています。 ※2017年12月現在

治療の方法

顔の表情筋に、少量のボトックスビスタ®をごく細い針で注射します。
治療にかかる時間はわずか10分程度
また、通院や入院も必要ありません。治療当日からすぐに普段どおりの生活ができます
※治療部位によっても異なり、個人差があります。

厚生労働省承認

ボトックスビスタ®は日本で、厚生労働省が承認したボツリヌス治療製剤です。
日本の基準での有効性、安全性が評価され、厳しく品質管理されています。
また、ボトックスビスタ®による治療を行うことができるのは、所定の講習を受け、認定された医師のみです。

ボトックスビスタ® Q&A

注射について

痛くない?

注射の痛みはありますが、通常はすぐにおさまります。また、注射前に注射する部位を冷やしておくと、注射後の痛みが和らぐことがあります。

目尻と眉間、一度に両方注射できる ?

はい。一度に複数の部位に注射できます。
日本人を対象とした臨床試験で、効果と安全性が確認されています。

次回、注射するタイミングは?

持続期間は通常3〜4カ月程度なので、効果を維持するには継続治療がおすすめです。
ただし、3カ月以上の期間を空けてください。 (効果の持続期間には個人差があるので、次回治療のタイミングについては、医師にご相談ください。)

安全性について

表情が不自然にならない?

適切な量を適切な部位に注射すれば、外見が急激に変化したり、不自然な表情に見えたりすることはありません。

治療をやめると、しわが悪化しない?

表情筋がリラックスした状態から元の状態に戻るだけで、治療の影響で悪化することはありません。
治療の効果は徐々に薄れていきます。

前回、効きすぎた気がするけど、大丈夫 ?

ボツリヌス治療に対する筋肉の反応性には個人差があります。過去に効きすぎた経験がある場合は、医師にその旨をしっかりと伝え、注入する量を調整してもらうことが大切です。

副作用はあるの?

副作用の多くは、適量以上の注入による薬剤の効きすぎが原因で起こります。眼瞼下垂、眉毛下垂などの副作用は、効果の減弱と共に消失します。

以下に当てはまる方は、治療前に医師に必ずお伝えください。

  • 全身性の筋肉の病気 (筋萎縮性側索硬化症 [ALS]、 重症筋無力症、ランバード・イートン症候群など)にかかっている方
  • 妊娠または妊娠している可能性のある方、および授乳中の方
    注)妊婦 、授乳婦に対する安全性は確立していないため、治療を受けることができません。
  • 妊娠する可能性のある方
    注)ボトックスビスタ®の投与中、および最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する必要があります。男性は少なくとも3カ月避妊してください。
  • 過去にボツリヌス治療を受けてアレルギーを経験した方。
  • 使用中の薬剤がある方 (特に抗生物質、筋弛緩剤、精神安定剤など)
  • 喘息などの慢性的な呼吸器疾患や緑内障のある方
  • 他の医療施設にてボツリヌス製剤で治療を受けている方
    治療対象疾患および投与日・投与量を必ずお申し出ください。

副作用

ボトックスビスタ®では、頭痛、まぶたが下がる(眼瞼下垂:がんけんかすい)、注射部位の局所的な痛み、顔の痛み・赤み、筋肉の部分的な脱力、注射部位周辺の腫れ・あざ、皮膚のつっぱり、無感覚、チクチクする感じ、吐き気などが報告されています。