たつた皮フ科クリニック

053-414-1112

休診日 木曜・土曜午後・日曜・祝日

皮膚科・小児皮膚科のご案内 虫刺され

Insect Bite

虫刺されの症状

人の血を吸う蚊、ノミ、ナンキンムシ、ブユ(ブヨ)などは刺されるとかゆく、赤い斑ができます。
よく見ると紅斑の中心に刺した点があります。そして丘疹を作ったり水疱をつくったりします。
無数の微小な毒針毛を持った毒ガの類に触れると、翌日になってかゆい小さなぶつぶつがたくさんできます。

いずれも1週間前後で治ります。
小さなお子さんの場合には、その部位を汚れた手でかきむしり、細菌が入ってとびひやおできになることもあります。

蚊に刺されると、症状が数日続いたり、蕁麻疹になったり、すぐに消えたり、何の反応もない人など反応は人によって異なります。
これは蚊に刺された頻度によって皮膚の反応が移り変わるからです。
一般に幼児は遅れてでてくる反応が強く、赤く大きな腫れが長く続くことも多いです。
膝から下にかけて虫に刺されるときはネコノミによる可能性があります。

刺されたときの応急処置

まずは刺されたところを清潔にし、手で掻いたりこすったりしてはいけません。
赤く腫れてきたら冷やしましょう。
蜂類の場合、悪心、嘔吐、息苦しさ、目が見えない、耳が聞こえない、声がしゃがれてくる、全身の力が抜けてしゃがみこんでしまうなどの症状がでたらただちに医療機関に受診です。

予防と対策

虫の多い季節に野外にでるときは長袖の着用を心がけましょう。
特に蜂を避けるため黒い衣服やひらひらした洋服を着ないこと、香水やキラキラ光るものも身に着けてはいけません。
白い洋服は良いといわれております。
家ダニやワクモなどの発生を防ぐにはネズミの巣、鳥の巣を取り除き、巣の跡に殺虫剤を撒きましょう。