いぼは、皮膚から盛り上がっている小さなできものを指す俗語です。
最も一般的な「いぼ」はウイルスが感染してできるいぼで、ウイルス性疣贅と呼ばれるものです。
ウイルス感染疣贅には、尋常性疣贅、扁平疣贅、尖圭コンジローマなどがあります。
ウイルス感染以外のいぼには、年寄りいぼや、首いぼ、脇いぼ、腹いぼ(軟性線維腫、アクロコルドン、スキンタッグ)があります。
ウイルス性いぼの原因はヒト乳頭腫ウイルスというウイルスの感染によって起こります。
擦り傷や切り傷、手荒れ、ささくれや髭剃り、性交などに伴って生じる小さな傷に入り込み感染します。
みずいぼ(伝染性軟属腫)は、伝染性軟属腫ウイルスという異なるウイルスが原因です。
治療法
物理的治療法
メスやはさみを用いたり、冷凍や電気によって凝固させてり、レーザーの効果を用いたりして直接的に取り除く治療法です。
化学的治療法
化学物質によりいぼの組織を破壊する方法です。 薬理学的治療法、免疫学的治療法などがあります。