一過性の炎症性皮膚疾患で、青年期に好発します。
まず体幹に直径2〜5㎝の楕円形の紅斑が初発疹として出現します。
この皮疹は鱗屑を伴い、中心部はやや黄色調を呈します。
その後1〜2週間で体幹および四肢に初発疹より小型の類円形の鱗屑を伴う淡い紅斑が多発します。
全身状態は良好であり、多くの場合1〜3か月で跡形も残さず自然消退します。
原因としては病巣感染アレルギーやウイルス感染、とくにヘルペスウイルスHHV-6/-7の関与などが推測されています。
とくに日常生活の制限はなく、通常通りの生活を行ってよいです。